2008年10月16日
古い友も古い思い出も

ここ一月ほどのあいだに、数名の方がKowloonを、あるいはIn-Worldを去ってゆきました。
理由はRLのよんどころなき事情であったり、SLでの小さな事件であったり。いずれにせよ、同じ街で時を過ごした仲間として、残される側にとっては寂しいものであります。
SLで過ごしていて、ここは失敗に対してとてもおおらかな世界であると感じています。どんなに大きな、取り返しのつかない失敗のように感じられても、やり直す道はいくつも用意されていて、また周りの人もことさらに失敗を責めたりせず、暖かく見守る空気が醸成されているように思います。
そしてまた、九龍茶房のエントリに引用した鈴木隆行氏の言葉を思い出します。九龍という街には、誰にでも居場所があると。そう、ここはKowloon。去って行った人たちにも、その人のための場所はいつまでも残されているのです。
いつかまた、懐かしい顔を見せてくれたら。その時はまた昔のように語り明かしたり、ばか騒ぎしたりしよう。そんなことを考えながら、友の帰りを待ちわびています。
Posted by Haruka at 23:57│Comments(0)
│NeoKowloon