ソラマメブログ
プロフィール
Haruka
Haruka
Haruka McMahonです。

九龍SIMに魅せられセカンドライフにやってまいりました。

Kirin先生のメガネ教室で講師をしております。

Kira Japanのコアスタッフになりました。

九龍にてメガネ屋Regicat営業中。
QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 0人

2007年11月28日

なぜ「ニコ動」は盛り上がり、「セカンドライフ」は(以下略

 便乗タイトル失礼。これ、タイトルだけ並んでたらどれが誰の記事かわかりませんね(^^;)

街角美人の集う店★SL支店:なぜ「ニコ動」は盛り上がり、「セカンドライフ」は(以下略
夢蘭銀行の頭取日記:なぜ「ニコ動」は盛り上がり、「セカンドライフ」は(以下略

 リンク元、濱野智史の論説は、WIRED VISIONで連載されていたころから読んでいたけど、うなずける一面もあり、うなずけない一面もあり、といった感じです。同時性ということを言うなら、SLのみならず他の多くのネットゲームも当てはまるはずなのに、何だかSLだけがダメダメな言われようで、そのあたりが個人的にはちょっと納得いかないかな。

 で、本題はこの記事じゃなくて、さざんさんや夢蘭さんの記事を読んで感じたことなのです。
 もともと私は、「クーロンズ・ゲート」のSIMができるということでSLをやるようになったのですが、それまでは実は夢蘭さん言うところの「悲観的な見方で後ろに隠れている可能性を見つけようとしない人」の典型で、SLのことをよく知りもしないくせに、流行らないとか企業の広告だらけで一般ユーザーはほとんどいないとか、巷で言われてるのと同じようなことを言ってました。だから、SLの外にはこの記事のような批判的な意見があふれている事も知っていました。
(実際この記事なんかはまだ大人しいほうで、もっと悪意と偏見にまみれた極端な意見もざらにあります。はてなブックマークのセカンドライフタグのリンク先なんか読んでるともう切なくなります(笑))
 で、実際にやり始めてみたら、巷で言われてるのとは違って、企業よりも一般ユーザー主導の、すごく楽しい世界だってことがわかって今に至るわけですが、それはさておき。

 現在SLを楽しんでいるユーザーは、SL外で言われているような批判をどう受け止めているのだろう?ということは、ずっと気になっていました。的外れな批判を受けていることは知っていて、あえてそれに対して何も言わないだけなのかな、とも思っていましたが、やはり批判があること自体を知らない人もいるんですね。
 確かに、ソラマメやナビスルの日記だけ読んでいると、大勢の人が楽しんでいるという印象以外、抱きようがないですもの。

 それで今回強く感じたのが、SL内で楽しんでいる人たちと、SL外で偏見からもたらされる批判をしている人たちとの間に、本当に接点がないんだなあ、ということ。

 SL外の人は、ITMediaなどで報道されるような、企業が参入して広告を打って、という側面しか知らず、金儲けしたい企業がブームを煽っているだけだと思うようになり、金儲けなんて考えずに楽しんでいる個人ユーザーが大勢いることを知らない。一方SL内の人は、周りの人の楽しそうな日記だけを読んでいて、外では的外れな偏見がうずまいていることを知らない。これじゃ、いつまでたっても偏見抜きで理解してもらえることなんてできそうにありません。

 だからといって、SL外の批判に対して、いちいち異議申し立てしていても仕方ないと思うんですよね。この辺、ソラマメじゃなくてはてなダイアリーのほうで(おまいはいくつも日記作りすぎだ)id:xionowelさんとも少し議論したのですが、相手の意見の否定から入れば、自分の意見も受け入れられにくくなる。大体、ただSL批判意見を言い負かしたって、面白くも何ともないですよ。それより、批判していた人たちが、自説を撤回して、マシンをアップグレードしてでもSLをはじめたくなるような、そんな魅力的な何かをSL内に作ってしまう。それでこそこちらの勝ち。そう思いません?

 SL外の批判者たちは「そんなことが起こるわけがない」と言うでしょう。私も実際、とてつもなく無謀な目標だと思います。でも、WindLightやMovableLifeの記事がブクマ数を集めたり、一方的なSL批判に建設的な反論がなされることが増えたりと、風向きは確実に変わってきています。何より、SLを楽しくしようと頑張っている人たち(個人と企業とにかかわらず)の熱意と行動力をみていると、決してかなわぬ夢ではないようにも思えるのです。

 そして、もっと「SLって楽しいよ」と声をあげていきましょうよ。ソラマメやナビスルだけじゃなく、もっと多くの場所で。あなたと喧嘩したいわけじゃない、一緒に楽しみたいんだと。実際に楽しんでいる人たちを前に、偏見を持ち続けるのは難しいはずです。


タグ :ニュース

同じカテゴリー(SecondLife)の記事画像
アドベントカレンダー参加方法
セカンドライフのアバターについて
セカンドライフ非技術系AdventCalendar
あけましておめでとうございます
ネタグッズフリー配布中
あけましておめでとうございます
同じカテゴリー(SecondLife)の記事
 アドベントカレンダー参加方法 (2018-11-30 03:27)
 セカンドライフアドベントカレンダー 2018 (2018-11-30 02:06)
 セカンドライフのアバターについて (2017-12-01 02:23)
 非技術系アドベントカレンダー2015「セカンドライフで作る」 (2015-11-29 23:59)
 セカンドライフ非技術系AdventCalendar (2014-12-01 23:10)
 SLアドベントカレンダー2013 (2013-11-29 02:25)
Posted by Haruka at 03:25│Comments(3)SecondLife
この記事へのトラックバック
 こんばんは♪ ちょっと考えてみた! 街角美人、さざんです。 ない頭を捻りながら、ちょっとだけ! 今回はそんな記事♪ お仕事で調べ物をしていたときにふと見つけたセカンドラ...
なぜ「ニコ動」は盛り上がり、「セカンドライフ」は(以下略【街角美人の集う店★SL支店】at 2007年11月28日 19:24
一方SL楽しいよ派文化圏では、街角美人がITMediaの濱野氏の講演の記事をとりあげたことがきっかけで、「的外れな批判」に対するSLユーザー自身からの声も上がり始めているようです。 と...
[SecondLife]中と外との接点【此処録?】at 2007年12月08日 18:12
この記事へのコメント
元記事を読ませてもらいましたよん。
私はニコ動とSLのどちらも利用させてもらっています。
私にかぎらず現在のネットユーザならそれぞれ異質なサービスを複数利用するのは当たり前のこと。ひとつのサービスに万能を求めてないからです。
なのに、それらを対立構図で論じるのは頭の悪い批評家の手法だなと思った次第です。
Posted by KatieKatie at 2007年11月28日 21:12
はじめまして。
さざんといいます。

記事読ませていただきました。
外と中の温度差って、とても面白いですね。
そうなのですね! 新事実発覚! というかんじです^^

なんていうか、方法として、楽しいものをそのまま楽しいよって、第三者に簡単に伝えられればいいんですよね。
SLに限っていえば、単純にそれが難しいのかなっていう気がします。ただ、それだけな気がします。
なので、つかみどころが無いからみんなRMTだのお金が稼げますだのというところに着目する。
なぜかといえば、言いやすいから。

Harukaさんのように、もし勝ち負けがあるのであれば、「ここにしかない素晴らしいもの」を作り出し、なにかを放り出してでもログインしたくなるもの、そんなものを作っていけたらいいですね^^
Posted by さざんさざん at 2007年11月29日 01:33
>かてぃさん
どもです。
対比というのは論を組み立てたりわかりやすく説明したりするのに便利だからつい使っちゃうんですよね。
でも、対比構造に当てはめようとして無理につじつまを合わせたくなっちゃう罠もひそんでると思います。

>さざんさん
コメントありがとうございます。
そう、話の流れで「勝ち」って書いたけれど、本当は勝ちも負けもないと思ってます。
ただ、一緒に楽しみたいだけ。
Posted by Haruka at 2007年11月30日 02:55
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

メガネ教室日程